猫の遊び場を作るにあたって「猫の脱走問題」を解決したのは「 はとあみ本舗 様の網 」でした! 我が家の一部のキャットランは細長く、高さもあり、角(凸)が多いため、取り付けは慎重に行いました。今回の私の経験が今後 検討される方の参考になれば、、と思い 中野社長を介して、はとあみ25・仕立て有り ネットの取り付け体験をレポートいたします。
1日目は「すべての角(逆凸)」個所に透明フックを取り付けました。
同時に、各柱の左・右にも取り付けました。
一番重要な「角部分」のズレがないように取り付け位置を決め、角と角の間は目測で「猫の頭が出ない程度の長さ」を調整しながらフックを取り付けました。
大体ですが、透明フックは 15センチ間隔で取り付けています。
脱走個所、すき間になりやすい床部分(下側)は15センチ間隔、角部分は補強も含め2~3か所フックを付けました。縦の長さが「280センチほど」ありますので、中間の支柱にも補強するために、透明フックを50センチ間隔で取り付けています。
2日目
今回、網を取り付けるにあたって成功した秘訣は、「仮留め」です。
ホームセンターにある「普通の結束バンド」を購入して、仮留めをしました。
床面と支柱のフックが取り付け終わった後、いったん網を広げて ② に仮留めをします。
そのまま、まっすぐ上にあげ30センチ感覚で「仮留めし」つつ「天井部分のフック取り付け位置の確認」をしました。
取り付け位置を確認後、雨どい部分のフックの取り付けをすべて行います。
天井部分は、網の節約のため「雨どい」に取り付けており、30~35センチ間隔で透明フックを取り付けました。
3日目
網の角部分には、はとあみ本舗さんの方で 赤い紐が結んでありました。
これが何よりも「大切な目印」でした。
まず、昨日仮留めした ② の個所から網を延ばし、① を本留めします。
次に、② から引っ張って「赤い紐を信じて」③ を 仮留め します。
そのまま引っ張り、④ を仮留めします。
少しでも「おかしい」「たるみが出る」と思ったら、仮留めを外して ① の横(天井部分)の
仮留めを広げ「正しい位置」を確認しました。
⑥ まで仮留めを終えたら、① の中央付近を仮留めしました。
その後、⑥ と ⑦ の間の仮留めをして、⑦ と ⑧ の仮留めをしました。
次に、⑩ の仮留めをして ⑨ の仮留めをします。
但し、⑩ を仮留めする際、① の真ん中の仮留めを外し、たるみをなくします。
慎重に仮留めをすることで、「角のズレ」と「全体のズレ」を予防しました。
全ての仮留めを終えたら、「各仮留め個所の間」を「本留め」しました。
本留めの際も床部分は感覚が狭いため、1個飛ばしで留め、戻って飛ばした個所を本留めします。そうすることで「ゆがみ」を防ぎました。
実際に張ってみてわかったことは、サイズピッタリに張ることで「猫が脱走できる隙間はない」ということです。かといって、網自体に登ろうとしても「そこまでのピンと張った強さがない」という点が絶妙なのです!
はとあみ本舗(株)様の はとあみ25・仕立て有りネットは、注文サイズに製作してくれるオーダーメイド なので、サイズも 見た目も バッチリですね。
実際に猫を遊ばせましたが、脱走しようと試みても脱走できる隙間はありません。
登ろうとしても網に登れないので、あきらめてキャットランを楽しむことをしています。
天井部分はすべてを取り付けた後、ピンと張った結果隙間が大きくあいたので、間にフックを足して付けました。予めフックを多めに購入しておいたことは本当に良かったし、最終的な微調整は網を張った後にしか行えません。
透明フックの取り付けも、網を張るのも、女性一人でやろうと思えばできます。
透明フックの取り付けは、実際にすべての取り付けを 私一人で行いました。
網は 仮留め を行うことでひとりでも可能だとは思いますが、二人のほうが安全です。
今回の取り付け自体に一番時間をかけたのは「仮留め」です。
「仮留め」を手間をかけてしっかりと行うことで 角のズレ 、全体のズレ を 予防できました。
仮留めの最中にズレても、パッと外して、ズレを調整すればいいだけなので気軽に対応できます。本留め 自体は 仮留め のおかげで時間もそこまでかからず、あっという間にできました。
安心して猫たちを開放して遊ばせることができるスペースがあるのは、猫にとっても人にとっても非常にありがたく、素敵なスペースに仕上がりました。
室内飼育が推奨されるとはいえ、多頭飼いの場合、猫同士のストレスや問題が発生しやすいと思います。その際、こういった「ちょっとした外を感じられる場所」を作ってあげることで、猫が抱えるストレス軽減にもなるのではないかと思います。
< はとあみ本舗(株)代表、中野のコメント >
とてもすばらしい完成度、きれいな出来栄えでお見事だと思います。
こういう報告は、本当にうれしいですね~
当社は、現在 施工(取付工事)は しておりませんが、以前には5年以上 ネットの取付工事も 経験しています。施工面が長方形サイズだと 取り付けは簡単なのですが、今回のバルコニーは、逆凸 (角欠け)が多いため、長さのズレが出やすく、取付難易度が高いことがわかます。
H様が、ホームページを何度も熟読し、理解して、取付方説明YouTubeビデオを何回も見て、取り付けイメージして、自宅のバルコニーを見て、細かい事まで考えて作業されたようです。
難易度の高い空間を上手に完成させたコツの1つが、H様が頻繁に書かれている仮止めですね。
1発(1回)の固定で完成させようとするとズレが生じやすいので、凸のある施工面の場合は、仮止めしながら、本止めをされるのが、完成度の高いにつながったようです。
今後、検討&購入される方は、結束バンドは、100本入で400円ですので、ケチらないで多めに購入しておきましょう。
H様から、見積り依頼が来て、その日のうちに見積りメールを送ると、翌日に注文をいただきました。それだけ 理解も万全、準備も万全だった ということだと思います。
取り付ける順番は 相当重要ですので、私がアドバイスさせていただきましたが、女性1人での取り付けなのに、この完成度の高さは、本人の努力のたまものですし、驚きです。
当社は、ホームページをよく読んで セルフサービスで、ある程度のことを理解していただくことを基本(原則)としています。
H様からは見積り依頼フォームから、依頼を受けましたが、ネットの形は 長方形ではない ので、当社がわかるように、下記のように別途メールに2つの画像を添付いただきました。
今回は一戸建ての1階でしたので、内側からも、外側からも取付作業ができたと思いますが、2階以上になると外は空中のため、内側からしか作業ができませんので、取り付け作業の難易度が上がりますので2階以上の方は それを踏まえて、取付イメージしておきましょう。
今回の体験レポートは、とても詳しく、丁寧で わかりやすいと思いますので、今後、猫ちゃんの脱走防止、ベランダからの転落防止を検討している方々の参考になると思います。 そして、飼い主様、愛猫ちゃんの役に立ち、を助けることにもなると思います。
H様、感動のレポートをいただいて、本当にありがとうございました。