マンションのベランダの視点では、下記の3つが主流です。
① 鳩よけネット (はとあみネット)
鳩対策商品の中で、一番効果的ですが、高所での取り付け作業は危険性がありますので誰でも簡単に取り付けるのかどうかは疑問です。
個人(自分)で取り付ける方には、安価で長期的な安心につながる鳩対策になりますが、施工業者にネットの施工(工事)依頼をすると、大きさ、デザインにより異なりますが、1世帯分のベランダで 総額で3万~6万円ぐらいの費用がかかることになるでしょう。
賃貸マンションと、長期間の対策を必要とする分譲マンション・病院、工場、倉庫などは、ネットの丈夫さ、耐久性の違いが問われてくるでしょう。
建物にネットを取り付ける場合は、ネットの目立たなさ、取り付けやすさが重要です。
② 忌避剤(きひざい)
鳩が嫌がる味や臭いの成分が入った薬品です。
鳩がとまりやすい場所や、鳩がとまると困る場所に塗っておくと、鳩が嫌がります。
忌避剤には、スプレータイプ、固形タイプ、ジェルタイプがあるようです。
個人でも、通販で購入できますので簡単に試すことができるでしょう。
鳩被害が少ない、初期の場合だと効果が出やすいですが、鳩が巣を作っているような場合だと、忌避剤で鳩の執着心を押さえることは難しく、効果は疑問です。
忌避剤が、真夏の太陽に長期間照らされたらどうなるのか?
強風(台風)時には、どうなるのか? などの視点からの推察も必要になります。
※ はとあみ本舗(株)では、忌避剤は取り扱っておりません。
③ はとぴん、バードピン、ワイヤー
ベランダの手すりに、それらを設置したら、鳩は着地できにくい状況になりますので、一定の効果はあります。ただし、手すりの上は空間ですのでもし、巣を作った後の鳩でしたら、帰巣本能がありますので、簡単に出入りすることもあるでしょう。
ビルの屋上、外の窓際、看板の上は、ネットが張れませんので これらが有効になります。
撃退フクロウ、カラス・へびの置物、CDなどのグッズも販売されていますので、ネットで検索して、効果を確認して、一時的な対策でいいのでしたら、試してみることも選択肢の1つかもしれません。
鳩対策に関する商品は、ネット以外は 鳩の侵入を防ぐものではありません。
鳩よけネットが物理的に鳩が侵入防止できる 唯一の品物になるようです。