鳩対策商品の中で、鳩の侵入を防止するのが目的でしたら、鳩よけネットの取り付けが一番効果的ですが、高所での取り付け作業は危険性がありますので 誰でも簡単に取り付けることができるかどうかは疑問です。
個人(自分)で取り付ける方には、安価で長期的な安心につながる鳩対策になります。
施工業者に鳩ネットの施工依頼をすると、ベランダの大きさや、デザインによって施工金額は異なると思いますが、1世帯分のベランダでしたら 総額で3万~6万円ぐらいの費用がかかることになるでしょう。
長期間の対策を必要とする 分譲マンション・病院は、ネットの目だたなさ、耐久性が問われ、工場、 倉庫などは、美観よりもネットの取り付け技術、すき間ができやすいので、すき間からの鳩の侵入防止の完成度が問われてくるでしょう。
しっかりした鳩よけ専用ネットを、ちゃんと取り付ければ、鳩の侵入を完全に遮断できますので、結論をいうと、鳩対策には 鳩よけネットが基本となるようです。
完全な対策ができる、鳩よけネットの選び方 をご説明いたします。
① ネットの網目について(1つの正方形の大きさ)
鳩の侵入を防止する目的でしたら、50mm角目が基本となります。50mmで 心配、不安でしたら、25mm角目も選択肢に入ります。
世の中には、20mm目、18mm目、15mm目のネットもありますが、網目が小さくなるほど、ネットに向けて吹いてくる風が通り抜けにくく、強風の影響を受けやすくなり、年が経つと、台風時に固定具が外れやすくなる可能性もあるようです。
逆に言いますと、50mm角目は、ネットに向けて吹いてくる風が通り抜けやすいので強風の影響を受けにくいこともり、鳩対策、鳩の侵入防止が目的でしたら、50mm角目のネットが基本になっているようです。 詳しくは → こちら
② ネットの色を決める
緑 や 青 のネットは目立ちます、美観を損ねますので注意が必要です。
鳩よけネットの色を選ぶ際に、透明のものであれば景観が損なわれないと考えてしまいがちですが、透明ネットは、外から見たら、時間帯によっては 太陽の光を反射してテカテカと光って、案外 目立つことがあるようです。
耐久性が長く、目立たない、細い単線の黒色ネットが主流(基本)になっているようです。
比較的 糸が太くになりますが、ヨリ線で製網されている防球ネットは、グリーン、ブルー、黒、 白、 透明、グレー などさまざまあります。ヨリ線を使ったものは、色が豊富に用意されてますので、建物の壁の色と合わせて目立たなくすることが可能です。
インターネットでで調べたらわかりますが、全国規模の鳩対策ネット施工業者(会社)の多くが、単線の黒色ネットを使用しているようです。
※ はとあみ本舗(株)が、黒色ネットだけを販売している 理由(詳細)は、こちら
③ 建物に穴を開けないでネットを設置(固定)できること。
分譲マンションの場合は、管理組合。 賃貸マンションの場合はオーナー&管理会社。が管理していますが、建物を傷つけないように壁に穴をあけることを禁止しているケースが多いでしょう。もし、穴を開けて、将来において漏水したり、大地震の際に壁にヒビが入ったりしたら、その損害は計り知れませんので、個人の問題ではなくなります。
市販されているネットの中で、壁に穴をあけずに施工できるタイプのネットもを選択しましょう。ボンドで固定具を接着させてから、ネットを取り付けるのが一般的です。
④ 完成後の見栄えがきれいで、取り付けやすい 仕立て有りネット を 選択するか 、取り付けにコツがいる ハサミでカットした状態のネット を 選択するか、、
ネットを取り付けるのは、経験者は簡単だと思うかもしれませんが、初めての方は不安だと 思います。個人の器用・不器用がありますので一概に簡単だとも、難しいとも言えません。
マンションのベランダ や 病院などの建物には、注文サイズに 仕立て(縫製)された仕立て有りネットは、取り付けやすく、完成後の見栄えもいいので、業者の方はもちろん、はじめて取り付ける個人の方には、ありがたいネットだと言えるでしょう。
工場や、倉庫、駐車場の天井などは、美観や出来栄えを気にする方は それほど多いとは思いませんので、ネットをハサミでカットした状態の比較的安価な 仕立て無し ネットでいいのではないでしょうか。
マンションのベランダ(1世帯分)の施工(工事)を施工業者に依頼すると、工事代(作業代)だけでも、2万~4万円かかるようですので、工事代(作業代)がかからないように、自分(家族・知人)で取り付けることを検討することも選択肢の1つだと思います。ただし、取付作業は高所で危険を伴いますので十分な検討が必要です。